等々力製作所の技術


トムソン型とは?

従来より使われてきた抜き型で、製作者の名前を取った「トムソン型」と呼ばれています。ベニヤ合板にSK材の刃物を加工して埋め込みます。
現在では、レーザー加工機や自動曲げ機をCADにより制御することが可能になり、高性度の型を作れるようになりました。
特徴は、金型に比べてコストが安く、製作日数も短い為、軟質素材の加工では幅広く使われています。

トムソン加工とは?

トムソン型を用いて、あらゆる素材を打ち抜く加工です。
はさみやカッターナイフなどで切ることが出来る比較的軟質な素材の加工に適しています。

ビーターシートやジョイントシートなどのガスケット材料、ウレタンフォームやゴムパッキンなどの工業用部品、電子部品、自動車部品などの打ち抜きに幅広く利用されています。大量に生産されるものが海外にシフトする中で、多品種所ロットに向いている低コストで短期間の加工に向いています。

硬質樹脂の厚物(1mm以上)や、一部を除く金属の加工は出来ませんが、トムソン型で扱える材料は何でも加工するというスタンスにて対応しております。軟質材料の加工に困ったら、是非お問い合わせください。